どんな人と交流をもつかは、人生に大きな影響を持ちます。ポジティブな人と一緒にいれば、自分自身もポジティブになれます。
逆に、世の中には「関わってはいけないヤバい人」が間違いなく存在します。近くにいるだけ周囲にマイナスな影響を与えていきます。
どんな人と付き合うか、最終的には個人の価値観になります。ただ私は複数回の転職をし、それなりの多くの人達をみてきましたので、一つの参考例になれば幸いです。
関わってはいけない①:キレる人
まず何をおいても圧倒的に「関わってはいけないヤバい人」は「キレる人」です。人間なので、怒りの感情が表に出てきちゃうことはあります。それは仕方がないです。
ここでいう「キレる人」は「怒りで周囲を威嚇し、従わせようとしている人」のことです。
まずやってることが縄張り争いしている野生動物レベルです。最終進化形でも、思考力0の田舎ヤンキーとかです。。実際には、以下のような人っていますよね。。
- 部下に対して怒鳴り散らかす上司
- 思い通りにならないと怒って物にあたる人
- 取引先/店員さんなどに横柄な態度をとる人
過去の偉人達、会社/学校での教育、様々な書籍、あらゆる場面で「感情的にキレるな!」ということは言われてきました。
気に入らないことがあったら、怒りで周囲を威嚇しろ
↑なんてことは、絶対に言われたことはないと思います。少なくとも人間としての教育では教えられていないはずです。
つまり「キレる人」はダメだと分かっていながら自分をコントロールしない人です。また、自分が正しいと思い込んでいるので助言を受け入れたり、学んだりしません。本当に手のつけようがないんです。逃げるが勝ちです。
ちなみに、「キレる」と「怒る(叱る)」は違います。感情だけになっているのが=キレる。建設的な話ができている=怒る(叱る)です。
例えば、「指示した内容をやっていない」部下に対して、上司は「なんでやってないんだー!早くやれーー!!」と声を荒げるのがキレる。「なぜやっていないのか?」を理由を確認して、再発防止の策を考えてもらうのが怒る(叱る)です。その時に多少ピリッとした雰囲気になるのは、仕方がないかなと。笑
関わってはいけない②:マウントをとりたがる人
マウントをとるとは「自分が優れていることを自慢したり、他人が劣っていることを示したりする」ことです。具体的には、以下のような人です。
- 求めてないアドバイスをしてくる人
- 後輩/部下に自慢話を何度もする人
このような行動をするのは「自分に自信がない」からです。つまり実力はないけど自分を大きく見せたい、周囲の評価を気にしまくっている人です。
そんな人に関わってはいけない理由の1つ目は「話を聞いても時間のムダ。。」です。
俺の若いときは、もっと頑張っていた。最近の若いやつは、恵まれすぎて怠けている。。
↑過去から学ぶことは非常に大事なので、年長者の話は聞いたほうがいいと思ってます。しかし、マウントを取りたい人は自分がスゴイ!をアピールしたいだけなので、学びになる部分が極端に少ないです。。
そして、2つ目の理由は「自分自身がマウント合戦に巻き込まれる。。」です。マウント合戦をするつもりがなくても、一方的にマウントを取られ続けるのは不快ですし、自分の方が相手より実績/実力がある。という状況なら、言い返したくなるのが人間の性質です。
いやいや、今の時代のほうが大変ですよ。そんな中で結果を出している方が価値があるんじゃないですかねー??
↑言い返しているうちに、いつの間にか、自分もマウントを取ることが当たり前になってしまいます。
マウント合戦の問題点は「他人の評価で生きるようになる。」ということです。しかし他人の考え方はコントロールできません。なので、必ず疲弊します。※参考書:うまくいってる人の考え方
つまりマウントを取ってくる人には関わらないのが一番です。マウント合戦が繰り広げられているようなSNSは、極力目に入らないようにミュートしたほうが、精神的に快適になります。
関わってはいけない③:グチばかり言っている人
グチ(愚痴/文句)ばかり言ってる人は「他人を否定することで自分を正当化する人」そして「自分以外の人や環境のせいにする、他責思考な人」です。
「キレる人」「マウントを取りたがる人」が上から他人を支配しようとしているのに対して、「グチばかり言ってる人」は低いレベルで仲間を作り、下に引きずり込むイメージです。
まずグチ(愚痴/文句)について、有名な「ロバと老夫婦」の話をご紹介します。
↑批判だけなら簡単です。しかしグチには「代案」がないので何も変わりません。建設的な話し合いもできません。
さらにグチばかり言ってる人の「他責思考」は周囲にも伝染します。なぜなら自分だけは悪くない!という人が集まると、正直者がバカを見る状態になってしまうからです。
本来、組織(会社)は共通目的に向かって、全体最適を目指すべきですが、他責思考な人がいると「自分だけ/自分のチームだけが良ければそれでいい!」という部分最適になります。なのでグチを言ってる人が影響力をもっている場合、組織自体が腐敗している可能性があります。
補足ですが、「グチを一言でもいってはダメ!」ではないです。苦しいときは絶対にあります。そんな時に全てを自分で抱え込んでしまうと心が壊れてしいます。普段グチを言わない人がグチって来たときは、じっくりと話を聞いてあげるようにしましょう。
関わってはいけない人への対処方法
まず結論としては、「関わってはいけない人」に出会ったら逃げましょう。なるべく関わらないようにしましょう。
いやいや、そんなこと言っても誰と付き合うかなんて選べないよ。特に会社では。。
↑確かに会社のなかで、チームをスグに変えてもらうことは難しいかもしれません。しかし、ちゃんと理由を言って異動をお願いしましたか?会社側は超能力者でも両親でもないので、自分で意思表明をしないと思いを汲んで動いてくれません。。
そして「誰と会うか」「どの会社で働くか」という選択権は自分自身にあることを忘れないでください。
- 「あの人と合わない」なんて言うとカドが立つし、我慢しよ、、
- ワガママ言って、やめると会社に迷惑がかかるから、、、
↑なにより先に「ヤバい人と関わるリスク」を考えましょう。自分を大切にできるのは自分なので、まずは自分自身のことを一番に考えて行動することを強くオススメします。
また「ヤバい人をどうにか変えよう」なんて思ってはダメです。他人の考え方を変えることはできません。「他人は他人、自分は自分」です。※参考書:嫌われる勇気
ただし、ヤバい人が「身近な人(家族など)」だった場合、完全に放置はできないかと思います。しかし丁寧にアドバイスをしても、どう受け取るかはその人次第なので、アドバイスをした自分を褒めて、それ以上の深追いはしないほうが双方のためになります。
まとめ:関わってはいけない人からは「逃げるが勝ち」
最後に本記事で紹介した内容をまとめさせて頂きます。
あくまで私が個人的に思うヤバい人ですが、間違いなく近くにいて、いいことはないと思います。
私もブラック企業の社畜時代は、周りにヤバい人が結構いました。しかし、現在の職場はホワイトな環境なのですが不思議とヤバい人もいません。いい環境にはいい人が集まるというのは間違いないと思います。
もし周囲がヤバい人だらけ!!という方は環境を変える=転職を検討してみてはいかがでしょうか?
本ブログのなかで、転職戦略/市場価値をあげる思考法など、私が実際にブラック環境から脱出するために学んで役立っていることを紹介してますので、参考になれば幸いです。
■社畜から抜け出すための「転職戦略」についてオススメ
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