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日本人が労働を美化する理由|成果を求めない会社は衰退する

転職

ビジネスにおいて、頑張ること自体にはなんの価値もない

頑張らないほうがいいってこと?

やる気は意味ないの??

どちらも言葉不足で、前提が揃ってないです。正しく補足すると「頑張ること自体は素晴らしい。しかし頑張ったから評価してくれ!は間違い。」ということです。

この本質的な違いを理解していないと、

めちゃくちゃ頑張ってるのに、評価されない。

この会社/上司はおかしい!!

↑と不要なストレスを抱えてしまい、精神的に不幸になってしまいます。

本記事で紹介する内容
  • 日本人が頑張ることを過大評価するようになった理由
  • 「努力」ではなく「成果」を大事にする考え方になる方法

会社に使われる「社畜」を脱出するために絶対に知っておくべき考え方なので、是非、最後までご覧ください。

動画でも解説してます!!

日本人が「頑張ること」を過大評価するようになった理由

結論として、日本人が「頑張ること」を過大評価するようになった理由は、高度経済成長期の成功体験/教育の影響が大きいです。

戦後、経済的にも、物理的にも日本はボロボロでした。そんな絶望的な状況から、先人の凄まじい努力のおかげで、日本は世界有数の豊かな国に発展しました。

特に急成長を支えたのは「製造業」です。高品質なものを大量に生産するには、オペレーションを最適化することが生産性の向上につながります。

余計なことは考えず「早く」「正確に」「大量に」作るんだ!

足りない分は、労働時間でカバーしろ!!

そして会社は、従業員に頑張ってもらうために、終身雇用/定期昇給を制度として採用しました。つまり「一生懸命に働くけば、一生会社が面倒見ますよ!」ということを約束しました。

ですので「長時間働く=頑張っている=評価される=給料UP/昇進」という方程式が成り立ちました。

これ自体を否定する意図はまったくなく、時代に合わせて最適化された仕組みだと思います。(実際、先の通り、凄まじい経済成長につながっています。)

努力至上主義の限界

問題はココからです。どれだけ素晴らしい教えや仕組みであっても、時代に合わせてアップデートしないと陳腐化してしまいます。

現在は、ビジネスの変化のスピードが早く、過去の事例がない新しいことを生み出していくことの価値が大きくなっています。その結果、日本企業は非常に厳しい状況にたたされております。

日本企業が厳しい状況になっている理由

①:ITの活用で情報共有が圧倒的に早くなったこと
情報/ビジネスモデルは、すぐに共有されコモデティ化(市場参入時に、高付加価値を持っていた商品の市場価値が低下し、一般的な商品になること)している。

②:海外企業(特に中国などアジア諸国)の目覚ましい成長
ビジネスは想定的な評価ですので、日本企業の力が以前より弱くなっている。

↑このような状況なので、日本企業にも働き方の変化が求められます。実際に改革を実現している企業もありますが、未だに残業をたくさんしている人の方が評価されるという企業も多く存在しています。

これは、長時間労働が正義/美徳だと考える世代が、年代的に会社の経営に近い位置に多くいることが理由になります。

もっとガムシャラに働かないと成果はでない!

近頃の若いものは根性が足りない。

↑典型的な老害タイプですね。ただ冷静に考えていただきたいのですが、経営に近い立場という事は、これまでの働き方が会社から評価され出世しています。ですので、その成功体験にそって、制度設計されることは、多少しかたない部分もあるかなと思います。

ココまでで「長時間ガムシャラに働くことは美徳!」はこれまで有効だった現在の環境にはあっていないのに、未だに思想として根強く残っている理由。について説明してきました。

「努力」ではなく「成果」が重要

努力主義がダメな理由はわかったけど、これから「個人」として何をしていけばいいの?

↑という話に当然なりますよね。結論は「努力ではなく成果を大事にする人間になる」です。

まず会社の仕組みとして、組織活動の利益から給料が支払われています。会社の利益は個人の成果の積み重ねです。(これは営業など直接お金を稼ぐ部門だけでなく、製造/開発/人事/経理など、あらゆる部門の成果は会社の利益をあげることにつながっています。)

つまり「成果を上げている人ほど、市場価値が高い」という超当たり前の話になります。

しかし、ここでも問題になるのが「労働は美徳、努力こそ重要」という日本企業(人)に染みこんでいる考え方です。職場を思い起こしていただきたいのですが、本当に正しく成果で評価されていると感じますか?

頑張ったことで評価されるような環境にいては、その会社でしか評価されない市場価値の低い人間になってしまいます。そして先程の通り、日本企業は厳しい状況におかれているので、変革できない会社に明るい未来はありません。沈みゆく泥舟に必死にしがみついてもしょうがないと思いませんか?

ですので、「努力ではなく成果を大事にする人間」になり「市場価値をあげ、自分で働く場所(会社)を選ぶ権利を得る」ことが、個人に求められることです。

成果主義の考え方になる方法

では、「成果主義」になるにはどうすればいいのか?それは「任されたタスクをこなす」から「任された目的を達成する」という思考になることです。

そのためにまず、自分の仕事の意味を今一度、見直してみましょう。

  • なぜ、この仕事があるのか?
  • 相手(会社/顧客など)は何を期待しているのか?
  • なぜ、自分がやるっているのか?

うーん、言いたいことはわかるけど、具体的なイメージがつかないよ。。

様々な仕事につながるのでケースをあげればきりがないですが、「掃除」を例にして紹介します。

部屋を掃除するというタスク/目的達成の改善案

部屋を掃除する。という毎日のタスクがあり、自分の役割となっているとします。これまでの方法としては、ホウキで掃いてから、水拭きをする。という流れでした。

しかし、現在は水拭きまで自動で実施してくれるロボットがあります。導入すれば、今後、部屋の掃除に手間を取られることがなくなります。

目的/期待されていることを達成した上で、初期費用はかかるものの、別の仕事をする時間を生み出すことで、費用対効果も十分に期待できます。

↑これが「前提を見直し、目的を達成する成果主義の人の考え方/仕事の進め方」です。

そして、ココでも問題になるのは、労働を美徳と捉える努力至上主義の人です。

これまで、ホウキと雑巾を使ってやってきた。

ロボットを使うのは、手抜きじゃないのか??

↑こんな方に提案するのは億劫ですよね。。私も組織で働いているので、多少なりともわかります。

しかし、絶対に声をあげるべきです!なぜなら個人のためではなく、会社のための改善案なので、気を使って、ビビる必要はないです。また、実際に言ってみると、自分の視野からは見えていない、正当に採用できない理由があるかもしれません。

提案ありがとう。ただ、ロボット掃除機を使うと床が傷つく可能性があるので、オフィスの管理会社から利用を禁止されているんだ。。

理由も知らずに「うちの職場は終わってる。」なんて愚痴を言うだけの人にだけは、ならないようにしましょう。

そして「言い方」には気をつけましょう。否定的な言葉で反感をかってしまっては、承認されるものも承認されなくなります。変化によるメリットを訴求し「一緒によい職場を作っていきましょう!」と当事者意識をもってもらうと、うまくいきやすいです。

それでも、明確な理由もなく否定される場合は、組織自体が腐ってる可能性が高いので転職をオススメします。そのような組織では、今後の発展性も乏しいでしょう。仮に既得権益が大きい会社で組織は残ったとしても、そこでしか通用しない市場価値の低い人になってしまいます。

まとめ:成果を求めることで自由を手にする

最後に本記事で紹介した内容をまとめさせて頂きます。

日本人が労働を美化する理由/成果主義になる方法
  • 頑張ること自体に意味はない
  • 努力が過大評価されているのは、これまでの時代に最適化された方法
  • 変化の激しい時代では通用しなくなっている
  • 今後は「前提を見つめ直して、目的を達成する」成果主義の思考が重要

「こんなに頑張ってるのに、会社が評価してくれない。。」という考え方は、自分自身がつらくなってしまいます。

途中でも書きましたが、「努力ではなく成果を大事にする人間」になり「市場価値をあげ、自分で働く場所(会社)を選ぶ権利を得る」ことが、個人としての最大/最強の戦略になります。

もちろん、一朝一夕で身につくものではないですが、中長期的に自由に自分の人生を生きていくために必要な能力です。自己研鑽をしていこうと思うきっかけになれば幸いです。

このブログではビジネスパーソンの「市場価値をあげる仕事術」「転職に必要な考え方」を紹介してますので、よかったら他の記事もご覧ください。

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