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会議を壊す人の特徴|『ひろゆき』に学ぶ「詭弁」テクニック」3選

仕事術

今、その話してないんだよなぁ。。

あの人がいると会議が進まないな・・

↑議論を進めようとする、話を違う方向に持っていく人っていますよね?

誤っていることを正しいと思わせるように仕向ける「詭弁(きべん)」を使っている可能性が高いです。※正確には、意図的ではない場合「誤謬(ごびゅう)」といいます。

詭弁といえば2ちゃんねるの創始者のひろゆき氏が有名です。

それって、あなたの感想ですよね??

なんかそういうデータあるんすか?

この記事では、↑上記のように「日常でよく使われている詭弁テクニック3選」を紹介します。

テクニックを知っていると議題をズラされそうになっても元に戻して、正しく議論(会議)を進めることができるようになります。これはビジネスパーソンとして身につけておきたいスキルです。

※もちろん、相手を論破する力も身につきます。詳しい理由は本編で紹介しますが、他人を論破することはオススメはしません。実行される際は、自己責任でお願いします。笑

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1.早まった一般化「それってあなたの感想ですよね。。」

カラスは飛べる。スズメは飛べる。タカは飛べる。

つまり、鳥はすべて飛べる!

このように複数の事実から推論する帰納法的な思考は、仮設をたてるには非常に有効です。

しかし、ペンギンは飛べないし、ダチョウも飛べません。つまりサンプルが少なすぎて、断定するには早すぎました。

実際の議論でも少ないサンプルで断定する<早まった一般化>をする人がいます。

  • 付き合った3人の男はみんな浮気をした=男は浮気をする
  • 周りのB型はワガママばかりだ=B型はみんなワガママ
  • 不正を犯した政治家がいた=政治家はみんな悪い人だ

どれも断定することはできません。しかし、会議を壊す人は「自分の主張に都合のよい事象だけをあつめて、一般論のように」話をします。

ただ、この<早まった一般化>に対する切り返しが、間違った形で広がりさらに危険なテクニックになっています。

それはあるテレビ番組で、「インターネットは規制すべき!なぜなら、”あきらかに”動画で視聴者をまきこんで快楽を得ている。」という発言がありました。これに対してでたのが、ひろゆき氏の有名は発言です。

それって、あなたの感想ですよね??

なんかそういうデータあるんすか?

↑この発言は”あきらかに”というのであれば、データが必要。個人の意見を一般論的に誇張表現するのは違いますよね。というのが本来の意図だと思います。

しかし、間違った使い方として気に入らない主張に対して「それって、あなたの感想ですよね??」といいます。これを言われると、個人の考え/主張であっても、データ/根拠を示さないと話が進まない状況となり、議論にならなくなります。

少し話が逸れましたが、<早まった一般化>「それってあなたの感想ですよね?」の誤用も議論を壊す危険なテクニックなので、気をつけましょう。

2.お前だって論法「今、その話をしていない。。」

俺よりもスピード出している人はいるじゃないか!

もっと悪質な人を捕まえろよ!

↑もし、この人を逮捕した警察の立場だったら、ちょっと回答に困ってしまうかもしれません。

しかし、これは典型的な「論点のすり替え」がおこなれています。まず「スピード違反を犯した」という事実は絶対に変わることはありません。今は、その罪について話をしています。なので、他の人の状況については、関係ないのです。

しかし議論を破壊する人が何かしらの指摘を受けた場合、他人に話をすり替えることから<お前だって論法>とも呼ばれています。

A:Bは不正をしてお金を稼いでいる!
B:いや、Aだって不倫をしているのに、よくそんなこと言えるな!

↑これが具体的なイメージです。低レベルな泥沼の争いの、多くはこのパターンから始まっていきます。<お前だって論法>は、小学生のケンカみたいで周囲から見ていると恥ずかしいですし、誰も幸せにならない結末を迎えます。

3.わら人形論法(ストローマン)「そんなことは一言も言ってない。。」

Aさん
Aさん

雨の日は気分が下がるので、嫌いです。

Bさん
Bさん

もし雨が降らなかったら干ばつで農作物は枯れ、ダムは枯渇しみな餓死することになるが、それでも雨など無くなったほうが良いと言うのであろうか。

↑どこがおかしいと思いますか?Aさんは感情の話をしています。一方でBさんは雨の必要性の話をしています。さらにBさんは雨などなくなったほうがいいと拡大解釈して反論しています。

相手が主張していないことを、自分の都合の良いように表現し直して、さも相手が言ったかのように取り上げて論破しているように見せかける。これを<わら人形論法(ストローマン)>といいます。

これはひろゆき氏が得意としては、テクニックなので、実例でご紹介します。

あるテレビ番組で、ドラマの主演が不祥事を起こした場合放送を「止める」「止めない」について、ディベートをするという企画でした。

止めない派
止めない派

作品自体に罪はないです。罪のない多くの関係者に迷惑がかかる。

この主張に対して、ひろゆき氏は、以下の反論をしました。

犯罪者が主演なら話題になって興行収入も上がるだろうが、そうやって金儲けしてもいいってことですか?

止めない派は「確かに。。」となりました。

ちょっと待ってください!!止めない派の主張は、犯罪を良しとしているわけではないです。なのに、「犯罪を犯したことで注目をあつめることは許される」という『わら人形』を生み出して、批判の対象にしています。

実際に<わら人形論法(ストローマン)>を見たい場合は、Yahooニュースのコメント欄、Twitterで炎上しているリプライをご覧ください。「え!?そんなこと言ってないよね。日本語読めないのかな。。」というコメントで溢れてます。(気分悪くなるかもしれないので、自己責任でお願いします。。)

ここまで紹介した「論点のすり替え」に巻き込まれないようにするために今、何の話をしているのか?目的を見失わないようにすることが非常に重要です。

正しい議論の進め方

会議/議論を壊す詭弁(きべん)テクニックを紹介してきましたが、会議の目的は論破することではありません。正しい議論の進め方について、紹介します。

会議を「共通の目的に向かう良い方法を考える場」として捉えましょう。

例)リモートワークを実施すべきか?

Aさん:出社派、Bさん:リモート派

Aさん:集中できる環境なので、出社がいい
Bさん:いや、リモートのほうが生産性があがるというデータがあります。
Aさん:それはオフィス業務が対象で、ウチ(接客業)には当てはまらない。

<悪い議論>
Bさん:じゃあ、生産性が低いままでいいというんですか?
Aさん:接客スタッフをリモートにしろというのか??

<よい議論>
Bさん:そうですね。部署ごとに働き方を検討するのはどうでしょう?
Aさん:確かにそれなら、ウチにあった最適な方法が見つかるかも。

この議論で忘れてはいけない共通の目的が「生産性の高い職場」です。その手段として、リモート/出社の議論をしています。

同じ方向に向かって議論をしているのに、互いに自分の意見を正しいと相手に認めさせたいという場にしてしまうと、建設的な話ができなくなってしまいます。

ディベート大会でもない限り、1か100、黒か白のように、くっきり正解が分かれることなんて、ほぼありません。双方の主張を聞いた上で、最善の方法(落とし所)を探っていくのが正しい議論になります。

まとめ:一緒にゴールを目指すのが正しい議論

最後に本記事で紹介した内容をまとめさせて頂きます。

日常で使われる詭弁テクニック3選
  • 早まった一般化:少ない事象で、さも一般論のように語る
  • お前だって論法:他人を攻撃することで論点をすり替える
  • わら人形論法(ストローマン):発言を拡大解釈して、架空の攻撃対象をつくる

⇒正しい議論=共通の目的を一緒に目指す(論破が目的ではない)

仕事は基本的に一人でやることはないです。社内の人、顧客、パートナー、など様々な人達と連携して進めていくことが基本となります。ですので、正しい議論の仕方を理解していおくことは重要です。

このブログではビジネスパーソンの「市場価値をあげる仕事術」「転職に必要な考え方」を紹介してますので、よかったら他の記事もご覧ください。

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