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【アニメで学ぶ】テクノロジーで進化する「警察」【監視社会/デジタル犯罪/パワードスーツ】

アニメ

テクノロジーの進化によって、「世界」と「職業」は変化していきます。

例えば、昔は駅に自動改札機がなかったので、駅員さんが入場時に切符を切っていた時代がありました。切符を切る??って思った方は、「鬼滅の刃 無限列車編」で炭治郎たちを眠らせるために、駅員さんが切符を確認してたシーンを思い出して下さい。笑

ぽりん
ぽりん

ということで、未来の職業見学会「警察編」ーーーーーーーー!!!!!

監視社会っ!!

我々の安全を守ってくれる「警察」も最新テクノロジーを取り入れて変化していきます。本記事では、未来を描いているアニメから、どのように世界が変わっていくのか?について、以下をテーマに紹介していきます。

この記事で紹介すること
  • パワードスーツで「超人ヒーロー」になる警察
  • 仮想と現実が入り交じる「デジタル犯罪」の未来
  • 「監視社会」の光と闇

アニメの話だと言って馬鹿にできません。数十年前の作品が、未来を予言していたなんてザラにあります。この記事で書いていることも、ただの妄想ではないかもしれません!?!?「アニメで学ぶ未来史はコチラ

主人公が近未来の警察に所属している作品

警察を舞台にした作品って、アニメに限らず非常に多いですよね。それだけ、我々の生活にも密接に関係して、注目度も高いということでしょう。

近未来を舞台にした作品の中から、「これはいつか実際のことになりそう!?」的な観点も含めて、3作品紹介していきます。

パワードスーツで超人ヒーローになる警察:アクティヴレイド

あらすじ

高出力・パワードスーツ<ウィルウェア>を使った犯罪の増加に対処すべく、警察庁警備局は、その吉祥寺分室に第五特別公安課第三機動強襲室第八係──通称<ダイハチ>を新設した。様々な法的制約としがらみに縛られながら、知恵と勇気と口八丁で凶悪事件に挑む。

1話完結で事件を解決しながら、シリーズ全体を通じて、その裏に潜む黒幕と戦うというまさに刑事モノの王道をいくようなストーリー展開です。ただ重苦しくならず、コミカルな演出が織り交ぜられており、非常に楽しく見れる作品です。

この作品で重要なキーとなる「パワードスーツ」ですが、どういったものかご存知でしょうか?人間の筋力を増強するため「着用する」という形態で運用される機械装置で、荷物の持ち運び、走る、跳ぶといった、人間としての動作を強化拡張する目的で使われています。

パワードスーツを使っての運搬

作中の「ウィルウェア」というパワードスーツは、災害地の復興作業用に開発されましたが、能力や汎用性の高さから犯罪にも用いられてしまいました。そこで警察も「ウィルウェア」を使用する特殊部隊を設立して対抗しています。

つまり、人間サイズで超人的なパワーで戦う犯罪者 VS 警察という構図になります。科学の力で警察が超人ヒーローのような活躍をする未来がくるかもしれませんね。

ぽりん
ぽりん

現実世界でもパワードスーツは実用化されています。

米軍では「戦術的襲撃用軽装操縦者スーツ」として実践配備されてます。

厨二心を刺激する、カッコいい名前ですね。笑

仮想と現実が入り交じる「デジタル犯罪」の未来:攻殻機動隊 SAC

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あらすじ

情報ネットワーク化が進む中、犯罪を一掃する攻性組織が設立された。内務省直属独立部隊、公安9課。通称「攻殻機動隊」だ。彼らの任務は、電脳犯罪への対処、要人警護、政治家の汚職摘発など多岐に渡る。“少佐”と呼ばれるサイボーグ・草薙素子を中心に、9課はネットに潜む犯罪に立ち向かう!

士郎正宗氏によって作り込まれた緻密な世界観と、ハードボイルドなストーリー展開が魅力的な作品、世界的にも高い評価を受けております。驚くべきことに1作目の公開は1995年です。2022年現在から見ても、全く古さを感じない、むしろ技術が進歩した今だからこそ、よりリアルに感じられる設定が多数あります。

例えば、「電脳化」という技術が攻殻機動隊の世界では普及しております。電脳化することで、テレパシーのような無線通信、視覚の共有、考えるだけでネット上を検索、など脳にコンピュータの機能を追加するような技術です。

昨今のメタバースブームをうけて、意識を直接デジタル空間に送り込む、脳を接続するという研究も加速度的に進んでおり、まるで未来を予言していたようなリアリティがあります。メタバースって何?って人は以下の記事も参考にしてみて下さい。

デジタル化が進むと犯罪もより複雑化していきます。例えば、作中で起こる「笑い男事件」では、ネット上のカメラだけではなく、電脳化された人の目から見ても、犯人がアイコンのように見えて視認できない。という現象が発生しました。

デジタルと現実の境界線が曖昧になることで、従来では想像し得なかった事件が発生します。それに対抗するための、デジタル犯罪向け特殊組織が警察内の花形部署として注目を浴びる未来が近いうちにやってきそうですね。

ぽりん
ぽりん

攻殻機動隊は複数のシリーズで展開されてますが、「S.A.C.」がオススメです。

なぜかというと「そう囁くのよ、私のゴーストが」だからです。

※意味がわからない方、スミマセン。ググって下さい。

監視社会の光と闇:PSYCHO-PASS

あらすじ

人間のあらゆる心理状態や性格傾向の計測を可能とし、それを数値化して管理することが可能となった。その中でも、犯罪に関しての数値は「犯罪係数」として計測され、たとえ罪を犯していない者でも、規定値を超えれば「潜在犯」として裁かれていた。

そのような監視社会においても発生する犯罪を抑圧するため、厚生省の内部部局の一つである警察組織「公安局」に属する刑事達の活動と葛藤を描く

これまで、テクノロジーの進歩で犯罪が複雑化/増加するという未来を描いたアニメを紹介しましたが、「PSYCHO-PASS」は逆に重大犯罪が大幅に現象した未来を描いています。

犯罪が起こる前に防止する!ので、治安の良さは最強レベルになりますし、犯罪係数以外の様々な能力も計測可能なので、社会に出る時点で最適な職業もシステムが選定してくれます。全てが最適化されたムダのない理想的な社会!!

とは、ならないですよね。。徹底した監視社会のもと、自分の未来もシステムで決められてしまう。個人の裁量権が乏しい「ディストピア」です。ただ、最近は、ショッピング、動画視聴などレコメンド前提で設計されており、気づかないうちにシステムに管理された生活をしている。かもしれませんね。

ぽりん
ぽりん

安心安全に暮らすために、ある程度の「データの社会的な利用」はアリだと思ってます。

もちろん、プライバシーは最低限確保して欲しいですが。。

現実世界の「警察」ってどんな感じ??

科学捜査の分野においては、技術の活用が進んでおり以前は人が行っていた指紋照合を0.1秒で実施できるシステムなどが開発されております。他にも血液・DNA鑑定、顔認証システム等の画像解析やインターネットを駆使した情報分析など、微細な証拠から犯行の立証、犯人逮捕に結びつけています。

「図解 科学捜査」という本が非常にわかりやすくて面白かったのでオススメです。

サイバー犯罪対策について、「警視庁サイバー犯罪対策課」という組織があるのをご存知でしょうか?実は2000年から設立されており、歴史がある組織です。主にネット上の犯罪(フィッシング詐欺/不正アクセス/著作権侵害)などを取り締まっています。

最近だと、犯行予告をネット掲示板に書き込まれると逮捕できるようになりましたね。昔の「2ちゃんねる」は殺害予告だらけだったことを考えると、一歩ずつ前進してますね。

最後に「警察 最先端技術」だけは絶対に検索しないでください。

絶対にですよ。ダメ!検索!カッコワルイ!

仮に、、、検索して見てしまったら、本記事にコメント下さい。

まとめ/感想

本記事について、ザックリまとめさせて頂きます。

  • テクノロジーの進化に伴って犯罪も複雑化/高度化していく
  • 監視社会はメリット/デメリットの両方あるが、少しずつ社会に取り入れられる(かも?)
  • 実際の警察も進化しているが、まだまだアニメの世界にようにはならない

いかがでしたでしょうか?アニメとはいえ、現実の延長線上にありえそうな事ってたくさんありますよね。自分ならどうするか?どんな社会を望むか?など妄想するの楽しいですよね。

私の理想は「適度な監視で安心安全が確保された上で、電脳化してメタバースの世界を満喫する!」といういいとこ取りな未来が来たらいいなぁ。と思ってます。笑

本記事も含めて、未来を妄想した未来史を作ってみましたのよかったらご覧ください。

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