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IT業界への転職がおすすめな理由|現役ITコンサルが解説

転職

転職/就職を考えている方へ

これから働く環境を選ぶならなら「IT業界」一択です!!

ぽりん
ぽりん

私自身、約15年間、IT業界に身をおいておりますが、自信を持っておすすめできます。

経歴については、コチラの記事をご覧ください

この記事を読めば、IT業界の理解が進んで、働いてみる興味を持てるはずです。

  • IT業界をおすすめする理由
  • 他業種でのIT活用事例(X-Tech)
  • IT業界ってどんなお仕事があるのか?

業界選びに悩んでいる方には、是非、最後までご覧ください!

動画でも解説してます!!

業界選択が「年収・待遇」に影響を与える

IT業界をおすすめする理由をお伝えする前に、業界選択が重要な理由をご紹介します。

年収と待遇は、「能力」よりも「業界/業種」できまる』ということです。

会社が儲かるかどうかを左右する大きな要因は、素晴らしい企業理念や、各社員の涙ぐましい頑張りではありません。残酷な話、業界の利益構造で決まってしまいます。

そのたっぷり出た利益を社員に配分することで、「高待遇」が生まれているという仕組みなんです。

詳しくは、こちらの記事もご覧ください。

さらに大事なのは、「今」だけでなく、将来的に伸びていくか?が非常に重要です。仮に今30歳であれば年金受給まで少なくとも35年は働く可能性があります。長期で成長性を見極める必要があります。

例えば、安定の象徴だった「銀行」ですが、現在は非常にキビシイ状況になっています。メガバンク3社ですら、数万人規模の人員整理を発表していますし、地方銀行は統廃合を繰り返し、経営拡大どころか、生き残りにすら必死な状況になっています。

ぽりん
ぽりん

稼いでる業界にいる人のビジネススキルが高いという話ではありません。

収入・待遇を求めるならば、「業界の利益構造」を意識しないとダメ!ということです。

「IT業界」がオススメな理由

業界の成長性

日本企業のIT投資に関する意識調査のデータとして、一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)の「企業IT動向調査2021」(2020年度調査)をご覧ください。

IT予算の増減状況(出典:一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会「企業IT動向調査報告書 2021」)

世界的なパンデミックの影響により業績が悪化している企業も多い中で、約4割の企業はIT予算を増額する方針を打ち出しています。目的は「中長期的なビジネスモデルの変革」という項目がトップとなっており、競争力維持のため「IT投資を促進しなければならない」という意識が強くなっているようです。

実際に2019年頃からのDX推進の流れで「大手IT企業」は軒並み業績アップしています。また調査会社IDC Japanによると、2020~2025年の年平均成長率(CAGR)を2.4%と予測しており、今後も継続的な成長が見込まれております。

様々な業界でのIT活用

さらに注目すべきはIT活用は、一部の企業/業界での話ではなく、ありとあらゆる産業に関係し、さらに大きな市場に成長していっているという点です。逆に、ITを活用できていない業界/企業は衰退しています

例えば、小売業は従来「店舗」を構えて、集客し販売するという事業でしたが、現在はECサイトの発達で店舗による物販は衰退傾向にあるというのは、イメージしやすいと思います。

ぽりん
ぽりん

Amazon、楽天などのECサイトを一切使わない!!

って方のほうが、今は珍しいのではないでしょうか?

この流れは、小売業だけではなく、様々な業界に「〇〇Tech(X-Tech)」という形で拡大しております。つまりIT業界にいれば、『様々な業界で伸びている会社(事業)とプロジェクトを一緒に進められるので、間違いなく人材として需要が高まっていく。』ということを覚えて頂きたいです。

この記事では、4つの事例を紹介しますが、ほんの一部です。今、あなたがいる業界でもX-Techの流れが進んでいるはずです。

FinTech(金融 ✕ IT)

FinTechは、「Finance(金融)」と「Technology」をかけ合わせた言葉です。X-Techの中では最も有名ではないでしょうか?「モバイル決済」「ビットコイン」「ブロックチェーン」などの言葉を良く目にするようになりました。これまでの金融システムを革新する様々なサービスが生まれていることを表しています。

銀行口座からの引き落としや送金に関して、スタートアップ企業が参入し始めています。送金アプリなどが登場しており、若者を中心に浸透しはじめています。

他にも、融資の判断をする際に、人間では1週間ほどかかっていました。しかし過去の膨大なデータを学習させた「AI」であれば数分で判断できるので、大幅な効率化が実現できます。

EdTech(教育 ✕ IT)

EdTechは、「Education(教育)」と「Technology」をかけ合わせた言葉です。「EduTech」と呼ばれることもあります。地域や金銭での教育格差をなくしたり、教員の負担を減らせると期待されています。

日本の教育現場の変化のなさは、以前から指摘されていました。昨今はパンデミックの影響からオンライン化、教員の人材不足など、さらに革新の必要性が強く叫ばれるようになっています。

昨今では、「e-Learning」などインターネットを活用した学習ツールが普及しています。「e-Learning」とは、パソコンやインターネットなどのICT技術を活用した教育システムのことです。また、AIを活用して「生徒の理解度に応じ学習の個別最適化を図る」といった取り組みが行われます。

RealestateTech(不動産 ✕ IT)

RealestateTechは、「Realestate(不動産)」と「Technology」をかけ合わせた言葉です。「ReTech」と呼ばれることもあります。

不動産業界では、事業者と消費者との間の「情報の非対称性」が課題とされてきました。賃貸でいえば空室の状況や家賃相場、売買でいえば住宅の価値相場など、消費者側の情報が少ないのでは、という指摘があったのです。

しかし現在では、インターネットやテクノロジーの進化・普及により、消費者も簡単に情報を得、比較検討しやすくなっています。例としては、ユーザーごとに適した物件を探してくれるサービスや、物件の情報を入力すれば、自動で査定結果が出るサービスなどが挙げられます。

またVRを活用した物件内見システムを普及し始めました。物件まで向かわなくても、実際の部屋の間取りや距離感などを疑似体験できます。消費者にとっては手間を省け、遠方の部屋探しをするときにも便利です。また事業者にとっても、多くの物件に出向く工数が省けるため、業務効率化にもつながります。

AgriTech(農業 ✕ IT)

AgriTechは、「Agriculture(農業)」と「Technology」をかけ合わせた言葉です。「スマート農業」「農業IoT」と呼ばれることもあります。

農業は、就業者の高齢化と、新たな就業者の不足が課題となっています。そこでAIやドローンの利用による農業の効率化や、熟練農家の知識・ノウハウの保存などを行っています。

具体例として、ハウス内に設置したセンサーを使ったハウス情報管理サービス、自動音声入力による農作業記録サービス、スマートデバイスを用いた遠隔地での作業支援サービスなどがあげられます。

IT業界のお仕事(職種)

IT業界といえば、「プログラマー」ってイメージが強いかもしれませんが、実際には、いろんな職種があります。私は、営業/マーケティング系のお仕事をしてきたので、プログラミングは仕組みはざっくり理解していますが、自分では一切コードを書けません。。

それでも十分になりたつので大丈夫です。例えるなら、飲食業界で働いているけど、料理は料理人、店舗運営は店長と必要となるスキルが全然違うのと同じことです。

お伝えしたいのは、「プログラミング知識がなくても、IT業界のお仕事はたくさんある!」ということをご理解頂ければと思います。

事業側

IT業界といえど、商品を売って収益をあげるというビジネスの大原則は変わりません。そのため、事業側の職種は他業種と大きな違いはありません

  • マーケティング
  • セールス
  • カスタマーサポート(サクセス)

マーケティングは見込み客を集める、セールスが販売・受注する、そして顧客になった後はカスタマーサポートがフォローします。という大きな流れがあり、職種内ではさらに細分化されています。

例えば、セールスは「インサイドセールス」という、アポイントを取るまでを専門で実施する職種があります。従来のテレアポとは違い、対象リストに対して戦略的にアプローチをして中長期的に購買意欲を高めていくマーケティング要素があります。リモートワーク化が進んだ現在で、注目度が増してます。

他にも、受動型カスタマーサポートではなく、能動的に顧客の満足度上げるためのアプローチを実施する「カスタマーサクセス」という職種も非常に注目が高まっております。なぜならサブスクリプション型のサービスが主流なので、継続利用こそ、最も重要な収益源になるからです。

  • プログラミングスキルがなくても、販売に関連する職種は、多くの募集がある
  • 他業界での専門知識(業界の慣習)を欲しているIT企業も多く存在している

以下の記事でさらに詳しく紹介しております。

開発側

IT業界において、顧客に提供するものは、システムです。つまりコードを書いてシステムを作らないと売るものがない!ということになります。

システムを開発するために必要な職種は主に以下の3つです

  • エンジニア(プログラマー)
  • デザイナー
  • ディレクター

デザイナーがイメージを作って、エンジニアが動くようにプログラミングします。そして作成の工程を管理して、全体を調整するのがディレクター(プロジェクト/プロダクトマネージャー=PM)という形です。

開発側の職種につくには、当然ながらプログラミングの知識が必要です。プログラミングと一口に言っても、必要となる言語も様々です。何ができるのか?何をしたいのか?によって身に付けていくスキルを選びながら、徐々にできる範囲を広げていくイメージです。

またプログラミング技術を学んでIT企業の「営業」をすると深い知識に裏打ちされた提案ができるので受注が取りやすいです。また「人事」の場合、プログラマーの気持ちが分かり、スキルの見極めができる人事担当はエンジニア不足で困っている会社では貴重な存在になります。

  • 開発側は、プログラミングの知識は必須(ただし、やることによって言語はバラバラ)
  • プログラミングができる「営業」「人事」などは、市場ニーズが高い

まとめ

色々とご紹介をさせて頂きましたので、最後にポイントをまとめます。

まとめ
  • IT業界は、今後も大きく成長し続ける
  • X-Techをはじめ、様々な新しい事業・需要が生まれている
  • IT業界にも様々な職種があるので、自分の特性にあわせて検討できる

改めて、上記の理由から「IT業界でお仕事すること」を強くオススメします。

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私自身は、事業側でいろんな職種を経験しながらキャリアアップしてきましたので、転職するだけでなくキャリアプランも含めて、以下の記事も参考にして頂けると幸いです。

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