結論から言うと、「自己肯定感」が人生において超重要。ということです。
自己肯定感が高い「自分大好き人間」ほど、幸福に生きています。これは様々な調査データでも証明されてますし、自分の周りを思い浮かべても、幸せそうな人って自信家じゃないですか?
また自己肯定感は一時的な「状態」の話ではなくて、サイクルになっているので、時間とともに大きな差となります。
以下のようなことを思った事がある人は是非、この記事を読んでください!!!
- 自分の人生を切り開くことができない弱虫だ
- 自分は不完全な人間だ。みんなより劣っている
- 不幸で周囲からも認められていない
私も、一時期、自己肯定感ゼロの状態になって苦しかったです。
今は、色々な事を試して、ハッピーに暮らせるようになりました。
実践して得た、経験/知見を困ってる方のお役に立てて頂きたいと思ってます。
「自己肯定感を取り戻す」ために実行しなければいけないことは、非常にシンプルです。
- ありのままの自分を受け入れて、自分を大切にする
- 自分の人生を生きる=人からの評価に依存しない
という2つに集約されます。あとは、自分の考え方/行動を変えていくだけです。
とってもカンタンですね!おしまい〜〜 さよなら〜〜
いやいや、待て待て!!!
そういう風に考えられないし、実行できないからから苦しいんだろ?
ですよね!すみません。私が苦しんでいたときに役立った本を紹介させて頂きます。
「うまくいっている人の考え方」という書籍は、自己肯定感をあげるための100のノウハウが書かれているベストセラーです。ただ100もあると、「ウッ、、」ってなる方もいると思いますので、私が特に役立った!と感じたポイントをギュッと凝縮して、お伝えできればと思います。
繰り返しになりますが、「自己肯定感」を高くする努力へのリターンは大きいです。自信を身につけ、素晴らしい人間関係を築き、なにより人間的に大きく成長します。
ただ、人間は「意識」を変えるだけでは変わりません。(※詳細は、以前紹介した「夢をかなえるゾウ」「トップ5%社員の習慣」も御覧ください。)
今日から、実践してみよう!!
と思って下さい。小さいことでいいのでこの記事で出来そうだと思った事を実行に移してみて下さい。「自分にあわない」と思ったら辞めたっていいです。
とにかく一歩踏み出して「行動」を変えることでしか人間は変わりません。
この記事がきっかけになればうれしいです。それではどうぞ〜〜
「聴く読書:Audible」なら無料で視聴できます。よければ、こちらもお試しください
「うまくいっている人の考え方」について
「うまくいっている人の考え方」という書籍は、累計100万部売れている間違いない名著です。内容はもちろん素晴らしいですし、100の具体的な実践方法が短編で書かれているので、部分的に読んでも自分の為になる!という点も読みやすく、多くの人に親しまれているのだと思います。
体系的に本書を理解頂けるように、「自分に対して」「他人に対して」と大きく2つに分けた上で、考え方/アクションをステップに分けて解説していきます。
1章:自分のことを好きになる
文字通り、「自己を肯定」するには、自分が自分の一番の理解者になって、「自分のことを好きになる」必要があります。
自分が一番スゴイって!マインドコントロールするの?
なんか怖くない?
よく勘違いをされますが、自己肯定感が高まっていると「自分ってこういう人間なんです。今日も良い一日でした」的な状態になります。要するに、心穏やかな仙人みたいなイメージです。
もちろん、いきなり仙人みたいなマインドになれるわけもないので、3ステップで自分を好きになっていくための考え方/行動を紹介していきます。
- ありのままの自分を受け入れる
- 嫌な人から距離を置く
- 日々の目標を持つ
STEP1:ありのままの自分を受け入れる
まず、大前提としてあなた(人間)は生きているだけで価値があります。家族/友人など、あなたが死んでしまったら悲しむ人はきっといます。もし天蓋孤独でも、自分自身が悲しむはずです。
そして、生きていいれば失敗することは当たり前に起きます。ミスをしない人間なんていません。なので、「自分のミスを許す」「完璧を求めない」がスタートです。
周囲もあなたに完璧なんても求めていないし、誤解を恐れずにいえば、人間はそこまで他人に興味を持っていないです。
要するに「もっと気楽に生きていい」ということです。凄くなくたっていいんです。「存在しているだけで価値がある」と自分自身で思うことから始めてみましょう。
それにはまず、良いところをちゃんと認識することです。良いところが見えてくると、自分を好きになっていけると思いますので、下記の実行プランを試してはいかがでしょうか?
STEP2:嫌な人から距離を置く
STEP1で「ミスを許す」が自分の中でできても、他人(例えば、会社の上司)から指摘をうけるケースは当然あるでしょう。もちろん、失敗したら謝りますし、次に同じミスが発生しないようにする必要があります。
問題になるのは、「指摘」ではなく、人格否定をしてくるような言い方をする、いわゆるパワハラ上司の場合です。日本が諸外国と比較して、自己肯定感が低い原因は、ここにあるのではないかなと思ってます。
いいえ!逃げていいです!!周囲の大人がシンジ君を追い詰めた結果、完全に心を閉ざしました。(全てを乗り越えた「シン・エヴァンゲリオン」のシンジ君は本当に凄かった。)
すみません。話がそれました。「嫌な人とは距離をおく」が正解です。
とはいえ、職場でいきなり上司を変えてくださいって事が難しいこともわかります。そんな時に役立つ考え方を伝授いたしましょう!
「あー、何か嫌なことでもあったのかな?かわいそうに。。」です!!
家庭で奥さんに怒られたのかな?パチンコで負けたのかな?占いの結果が最下位だったのかな?なんでもいいのですが、相手も人間です。機嫌の悪い日もあるでしょう。
何よりこの考え方がスゴイのが、「かわいそうに」と思うことです。これによって、自分は一歩引いて冷静になれるので、感情に振り回されることがなくなります。
「かわいそうに」思考法と勝手に読んでます。笑
上司/部下関係なく、あらゆる場面で使えます。
そんな考え方も通用しない、根っからのパワハラ上司だった場合、会社に相談しましょう。最近だと、パワハラ内部告発の窓口を用意している会社も増えているので、利用してはいかがでしょうか?
それでもダメな時は転職しましょう。社員を大事にしない会社はどちらにしたって、長くは続きません。なので、早めに対策するだけです。転職を含めたキャリアプランについては、こちらの記事も参考にしてみて下さい。
STEP2をまとめた実行プランは、以下の通りです。
STEP3:日々の目標を持つ
STEP1、2ができた!ということであれば、かなり自分のことが好きになっているはずです。STEP3については、その上で、更にやったほうがいいという+α要素だと思って下さい。
人間は「頑張れている自分が好き」です。頑張る内容は何でもいいですが、自分に役立つなと思えることがいいです。例えば、読書、散歩、筋トレ、など手軽に始められていいと思います。お金をかけるなら、習い事を始めるのもよいですね。
ただし「頑張らなくていけない!」になると、頑張れなかった自分に失望して、自己肯定感が下がってしまいます。
ですので、誰で出来る「緩く長く頑張り続けるためのポイント」をご紹介致します。
- 自分が好きなことに取り組む
- 目標(ノルマ)は、なるべく緩く設定する
凄く当たり前のことですが、好きなことは続けやすいです。自分の枠を広げるために、様々なことに興味を持ってみてください。今まで知らなかった自分が好きなことに出会えるかもしれません。
そして、自分を褒めてあげるためにノルマは低く設定してください。達成感を積み重ねていくことで自信がつき、自己肯定感をあげることにつながります。
2章:自分の人生を生きる(他人の評価に依存しない)
「アドラー心理学」によると全ての悩みは対人関係が原因と言われてます。ですので、自分と向き合いことも非常に重要ですが、人との関わり方もこちらも参考にしてください。
自分の人生を生きるために他人とどう関わっていけばよいか?について、具体的な2ステップでご紹介していきます。
- 他人と自分を比較しない
- 他人に期待しない
STEP1:他人と自分を比較しない
人と比較するのは資本主義の競争社会なので、構造上仕方ない部分はあります。
比較する際は、優劣をつけて「あの人に負けた。。」「あの人には勝った!」と一喜一憂しますが、これが自己肯定感を下げるもとになります。
負けた場合は「自分はダメだと落ち込む」というのは分かりやすいですね。
勝った場合も厄介です。勝ちに終わりはありません。勝ちを求め続けてしまいます。そして、上には上がいるので、いつか必ず負けます。つまり自分で落ち込みに行っているのです。
勝者のマウント合戦に終わりはありません。
強いヤツと戦えるだけで「オラ、ワクワクすっぞ」と仰るサイヤ人以外には不向きです。
では、どうするのか?みなさん、子供の時によく母親に言われませんでしたか?
「ウチはウチ!ヨソはヨソ!!」と。
自分と他人は違うことは事実です。ただ比べる必要もないですし、まして嫉妬心をもつ必要なんてありません。
競争ではなく、共に創る=「共創」していく精神を持つとムダな比較をせずに、周囲と良好な関係を築けますので、以下を実行してみてはいかがでしょうか?
STEP2:他人に期待をしない
「誰も私を理解してくれない。。」と落ち込んだことはないでしょうか?本能的に「他人が自分を理解して満たしくれる」ことを望んでいます。
しかし、あなたを注意深く見ている家族/友人ですら、あなたの願望を正確には理解できません。この満たされない願望は、「何で何もしてくれないんだ。」という被害者意識を生みます。
逆に考えてみましょう。あなたは友人の願望を理解してますか?それを叶えてあげてますか?100%全力でYESと答えられる人はいないと思います。
自分が相手を理解できてないのに、相手に自分を理解することを求めるのは理不尽だと思いませんか?
確かに。。自分も相手の願望を理解できていないかも。
そう考えると理解してもらえくても当然な気がしてきた。
もう一つ、対人関係において、自己肯定感を下げてしまうポイントがあります。それは「相手が思い通りに行動してくれない」と思うことです。「ここまでしたのに何でやってくれないんだ」という被害者意識を生みます。
先ほどとほぼ同じですが、「他人の行動や考え方を完全にコントロールすることは不可能」です。出来るのは「自分がどうするか」だけということを認識したほうがストレスなく生きていけます。
キツイ言い方をすると、「他人がやってくれるのは当然。思った通りに動いてくれる」というのは、両親への甘えているのと同じで、精神的に子供だといいうことです。
「自分と他人の違いを認識している人」ってカッコいいオトナってイメージありませんか?
エヴァの加持さんとか、ガンダムのランバラルとか。笑
「カッコいいオトナ」になるために、まずは以下から始めてみましょう。私も頑張りたいです!!
まとめ/感想
「うまくいっている人の考え方」で学んだことををまとめると、以下です。
- 自分のことを好きになる
- ありのままの自分を受け入れる
- 嫌な人から距離を置く
- 日々の目標を持つ
- 自分の人生を生きる(他人の評価に依存しない)
- 他人と自分を比較しない
- 他人に期待しない
各章に学んだことを行動に移す「実行プラン」も記載してみました。一歩踏み出すことが、自己肯定感の向上につながりますので、実行に移してみてください。
私はこの本を読んで、以下2つの「学び」が心に刺さりました。
- 自分が自分の一番の理解者である
- 他人にも優しくすることは、結果的に自分自身のため
人によってどのフレーズが刺さるのか?何を感じ取るのかは違いがあると思いますので、是非、実際に本も読んで頂きたいです。
「聴く読書:Audible」なら無料で視聴できます。よければ、こちらもお試しください
コメント